家賃滞納で困っているオーナー様は全国にたくさんおります。特に地方は賃料が安いにも関わらず、滞納が多く1年以上滞納している入居者などもいるみたいです。

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家賃滞納の原因はオーナー様にある?

家賃を滞納しようと思って入居している入居者はほとんどいません。ほとんどの入居者は何度か滞納して習慣になってしまい滞納が続くのです。言葉を変えれば「オーナー様が舐められている状態」です。

滞納してもあまり強く言われないと入居者はだんだんと図に乗り、家賃の滞納が悪いことだという意識がなくなってきます。

だから、オーナー様の対処次第で家賃滞納は防ぐことができるのです。


家賃滞納を対処する時に一番大切なこと!

家賃滞納を対処するときに一番大切なことは、最初に家賃を滞納したときに「すぐに、強く、督促をする」ことです。滞納者に一度でも舐められてしまったらズルズルと滞納が続いたり、滞納を繰り返すことになります。

一度でも家賃を滞納したら、すぐに、強く、督促されると思い知らせれば滞納の常習者を作り出すことはありません。


家賃滞納の具体的対処方法


1、家賃支払日の翌日に入金の確認を必ずする!

2、入金がなければ、本人の携帯電話、あれば家の電話番号に電話する!

3、電話に出なければ、留守番電話叉はショートメールを送る!

4、その日に折り返し連絡がなければ翌日に連帯保証人に電話する!

《保証人に連絡するポイント》
・賃借人が家賃滞納している事実を伝える
・賃借人と相談して支払期日までに支払うことを伝える
・支払期日までに支払いがない場合は保証人に請求することを伝える

5、指定した入金日に入金がなければ、保証人に請求する。


それでも滞納が解決できなかったら

迷わず法的手段に訴えて滞納を無くしましょう。一般的には「内容証明」で滞納家賃の支払いや支払わない場合の解約、契約解除について通知します。それでも進展がない場合には訴訟・強制執行により退去を求めることになります。

告と解除の通知(内容証明郵便の送付)―→ 裁判 ―→ 強制執行
※判決まで約2カ月程度が一般的です

一番怖いのは本当にお金のない人です。

本人に収入が無い。親族など連帯保証人がいない。このような場合は家賃の回収はあきらめて早期に退去して頂けるように全力を尽くした方が被害が軽くて済みます。

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煩わしい家賃滞納の対処をしたくないときは


 家賃滞納は賃貸経営をしていく中で絶対に避けては通れないものです。気分も悪くなりますし、大変ストレスになります。そのようなことにならない為にぜひ賃貸管理会社を利用してください。

多少の管理料は支払う必要がありますが、その支払った管理料以上のメリットがあれば、管理会社を利用してストレスをなくした方が健康に良いです。

管理会社を使うことで、優先的に客付けしてくれて空室期間が短縮できて、賃貸経営の業務を代行してもらうことができます。

これからの時代は国際化や高齢化など入居者の多様性にも対応していかなければいけませんので管理会社を利用するのはとても大切なことです。